●122 國の誇 くにのほこり 〇あさひににおえるみやまのさくら

 表題:國の誇[国の誇]
 読み:くにのほこり

 収録:(A)新女子音樂教科書 第3編 若狭萬次郎 共益商社 1933(S.8).9.26=初/1936(S.11).9.28=修訂 ◎Copy=(K12) ※作詞者名なし!
    (B)新女子音樂教科書 第3編 若狭萬次郎 共益商社 1932(S.7).9=初 ◎[A3-21],Copy=(K74) ※作詞者名なし!

 記譜:(A)(B)二部合唱(伴奏なし) ヘ短調 4/4 ※下声は小音符=単声でも可!の意味だろう

 インチピット:ミ|ララドド|ミラシミ|ラララソ#ラシ|

 曲:メンデルスゾーン,フェリックス(Mendelssohn, Felix)(1809-1847)[ドイツ]
 編曲:(A)Wakasa(若狹萬次郎)
 詞:犬童球渓

 ※「大和心」(433)と同曲、詞も類似(編成調性違い)


[詞] ※新女子音樂教科書 =「國の誇」より

1.旭に匂へるみ山の櫻 繚亂(れうらん)比(たぐひ)もあらしにきほひ
  み雪と散りて微塵(みじん)の憾(うらみ)も 遺さぬ其の様(さま)仰げば麗し
  さながらみ國に殉ずる魂 これこそまこと國の誇

2.み空に秀(ひい)づる富士の~山(かみやま) 玲龍(れいろう)比もしら雪かづき
  姿を清め幾代の末まで 動かぬ其の様仰げば尊し
  さながら~代の~勅(みこと)をその儘(まま) これこそまこと國の誇

  ※(B)は2番最終節 「~代の~勅」が「~代の~詔(みのり)」となっている


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